【日本の未来】少子高齢化が経済へ与える影響と貯金・蓄財の重要性

貯金

「少子高齢化が進む日本で、私たちの生活はどう変わるのだろう?」

現代日本では、少子高齢化がもはや覆しようのない速度で進行しています。

この社会の大転換が私たちの生活にどのような影響を与えるのか、気になる人も多いのではないでしょうか?

この記事では、「少子高齢化が経済に与える影響」に焦点を当てて、少子高齢化が個人、社会、国全体の経済にどのような影響を与えるのかを予測していきます。

記事でのポイントは以下の3つです。

  • 1. 少子高齢化が経済に与える影響とは具体的に何か
  • 2. 日本の少子高齢化の現状と進行傾向
  • 3. 少子高齢化が個人の経済状況に及ぼす影響と対策

この記事を読めば、少子高齢化という社会現象をただぼんやりを認識するのではなく、具体的な影響を理解し、自分自身がどのように行動するべきかを考えるヒントを得ることが出来るようになるはずです。

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現代社会を構成するありふれた社会の歯車。
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少子高齢化の現状とその進行

少子高齢化とは、子どもの数が減り、高齢者の数が増える現象を指します。

この現象が進むと、国の経済や社会にさまざまな影響を及ぼします。

ここでは、日本の人口動態を中心に、世界との比較、そして少子高齢化が進む背景を簡単に解説します。

日本の人口動態と少子高齢化の傾向

日本は世界でも有数の「超高齢社会」に入っています。

2023年の統計によると、日本の65歳以上の高齢者比率は約28%に達しており、これは世界の中で最も高い部類に入ります。

道行く人々の4人に1人は65歳以上と考えると衝撃ですよね。さらに言うと、15歳未満の人はこの4人の中に1人いるかいないかの割合になります。

同時に、出生率は1.36と、人口を維持するための2.07を大きく下回っています

この出生率というのが少し分かりにくいのですが、人口1000人の地域があったとして、その地域では一年間に子供が10人生まれた場合、出生率は10となります。

つまり、出生率1.36とは、人口1000人の地域で一年間に子供が1.36人生まれたことを示しています。

世界各国の少子高齢化と日本との比較

少子高齢化は日本だけの問題ではありません。

ヨーロッパのイタリアやドイツ、そして韓国なども同様の問題に直面しています。ただし、日本の少子高齢化の進行速度と高齢者比率は、これらの国々よりも一段と高い水準にあります。

世界各国と比較すると、日本の社会保障制度の持続や、労働力不足の解消策が重要な課題となっています。

少子高齢化が進行する背景

少子高齢化が進む背景には、以下のような要因があります。

  • 医療技術の進歩
    医療技術の発展により、人々の平均寿命が伸びています。これにより、高齢者の人口が増加しています。
  • 出生率の低下
    経済的、社会的な理由から、若い世代が結婚や出産を遅らせたり、子どもの数を減らしたりしています。特に、女性の社会進出の増加と、育児や家事と仕事の両立の難しさが影響しています。
  • 社会構造の変化
    核家族化の進行や、都市への人口集中による地域社会の希薄化も、出生率の低下に影響を与えています。

以上のように、少子高齢化は単一の原因ではなく、複数の要因が組み合わさって進行しています。

経済における少子高齢化の影響

少子高齢化によって引き起こされる労働力人口の減少、年金制度への圧力、消費行動の変化などは、今後の経済成長や個人の生活に直接的な影響を与えます。

ここでは、これらの影響を具体的に見ていきましょう。

労働力人口の減少と経済成長への影響

少子高齢化による最も直接的な経済への影響は、労働力人口の減少です。

日本の総務省の統計によると、2040年までに15歳から64歳までの労働力人口は現在より約1,500万人減少すると予測されています。

総務省の調査によると、2023年時点での労働力人口は6667万にとされているため、大体現在の4分の3ほどにまで減少する予測です。

労働力人口の減少は、生産性の低下を意味し、経済成長の鈍化につながります

実例として、製造業や建設業などの労働集約型産業では、すでに人手不足が顕著になっており、企業は生産量の維持や拡大に苦労しています。

このような状況は、日本経済全体の成長潜在力の低下を招くことになります。

年金制度と公的支出の未来

高齢者人口の増加は、年金制度や医療・介護などの公的支出にも大きな影響を及ぼします。

特に、年金制度に対する負担が重くなることが予想されています。

1980年に10.3兆円だった年金給付費は、2000年には40.5兆円、最近といえる2020年には55.6兆円にまで増加しました。

厚生労働省によると、年金給付費は今後も増加の一途をたどり、社会保障費全体の増加を牽引していくとのことです。

将来的には、将来の年金受給額の減少や、月々の保険料の増加は避けられないでしょう。

消費行動の変化と市場への影響

少子高齢化は、社会全体の消費行動の変化も引き起こしています。

高齢者が増えることで、健康食品や介護用品、旅行などの高齢者向け商品やサービスの需要が高まっています

そのため近年では、健康志向の食品や介護ロボットなど、高齢者向けの技術開発が活発に行われるようになりました。これは、市場の需要に応えるための企業側の努力の表れです

一方で、若年層の人口減少は、教育関連や子育て関連商品の市場縮小を意味します。

また、消費行動の変化は新たな産業の成長機会を生み出す一方で、伝統的な産業の衰退も引き起こしています。

少子高齢化と個人経済

少子高齢化は国の経済だけでなく、私たち一人ひとりの経済にも大きな影響を与えます。

特に、年金支給額や老後資金など、少子高齢化によって様々なものが影響を受けます。

老後の資金計画と投資

人生の晩年を安心して過ごすためには、十分な資金計画が必要です。

少子高齢化が進む中で、十分に支給されるか不透明な公的な年金だけに頼るのは大きなリスクが伴います。

なぜなら、年金制度は若い世代の労働者が多くを支える構造になっているからです。人口が減少し、労働力人口が縮小すれば、年金を支える基盤が弱まります

このため、老後の資金計画には、公的年金以外にも、個人の貯蓄や投資、私的年金など、複数の資金源を確保することが重要になります。

特に、若いうちから積極的に資産運用を行い、将来への備えをしておくことが勧められます。

実際、昨今の日本では、定年後も働き続ける高齢者が増えています。これは、自分の貯蓄や年金だけでは不安があるため、より多くの収入源を確保しようとする動きと言えます。

また、投資教育に力を入れる企業も増え、自己責任で資産を増やそうとする人が増加しています。

年金制度と個人のリスク管理

年金制度は、国が管理する公的な制度です。

しかし、少子高齢化により年金を支える現役世代の数が減少するため、将来的に受け取れる金額が減少する可能性が指摘されています。

これにより、年金だけに収入源を依存する生活スタイルでは生活が困難になる可能性があります。

個人のリスク管理としては、年金以外にも資金源を確保し、投資などで資産を増やすことが重要です。また、健康に気をつけ、可能な限り長く働けるようにすることも、収入を維持する一つの方法と言えます。

年金受給開始年齢の引き上げや、受給額の減額が議論される中、自分の老後の生活を守るために、多くの人が私的年金や投資信託、株式投資などに目を向けています。これは、自分の未来を自分で守ろうとする意識の現れです。

少子高齢化による産業の変容

少子高齢化によって、様々な産業が変化しています。

成長する業界、衰退する業界を一概に括ることはできませんが、ここでは、その一例を紹介します。

成長が見込まれる産業:医療、介護、IT

医療、介護、IT産業は今後ますます成長していくでしょう。

  • 医療・介護サービス
    高齢者の増加は医療・介護サービスの需要を高めています。これに伴い、医療機関や介護施設の数は増え、関連商品やサービスの開発も活発になっています。
  • IT産業
    近年では多くの企業がデジタル化を推進しています。今後も需要は高まり続け、市場規模は拡大していくでしょう。

圧力を受ける産業:不動産、出版、ブライダル

一方で、少子高齢化は不動産、出版、ブライダル産業には逆風となっています。

  • 不動産
    人口減少や少子高齢化によって、市場規模縮小、地下暴落などの影響が出ています。
    また、離職率の増価や入社率の低下による人手不足も深刻です。
  • 出版
    読書の中心となる15歳から65歳の年齢人口の減少によって、出版物の需要低下を招いています。また、デジタル化の進展も影響し、出版産業は大きな変革期を迎えています。
  • ブライダル
    結婚する人の数が減少しているため、結婚式を行うカップルも減少しています。これにより、ブライダル産業は市場縮小に直面しています。

変化する社会に振り回されないために

少子高齢化は、経済だけでなく私たちの生活にも大きな影響を与えています。この変化によって、どのように対応すれば良いのでしょうか。

ここでは、貯金や投資による蓄財と将来性のある業界への転職という二つの観点から考えてみましょう。

貯金や投資による蓄財

少子高齢化は、年金制度や社会保障にも不確実性をもたらしています。そのため、自分自身の老後の安定を守るためには、早いうちからの貯金や投資が重要です。

  • 貯金
    家計簿をはじめとするツールを用いて支出の無駄を洗い出しましょう。「収入の範囲内で生活する」というシンプルなルールを徹底すれば、自然と貯金は増えていきます。
  • 投資
    株式や投資信託、不動産投資など、多様な選択肢があります。広く分散されたインデックスファンド(全世界株式、S&P500など)に10年、20年単位の長期的な目線で無理なく定額投資していくのがおすすめです。

変化する時代の中で生き抜くためには、自分の資産を増やすための努力が必要です。

自分の将来の計画に合わせて、堅実に資産を増やしていきましょう。

将来性のある業界への転職

収入のほとんどは業界で決まるといわれています。

そのため、今後成長する業界への転職は、安定した豊かな生活を送るうえで有効な手段と言えます。

特におすすめなのはIT業界です。理由は以下の通りです。

  1. 需要の高さ
    デジタル化が進む現代において、ITスキルを持つ人材への需要は非常に高く、今後もその需要は増え続けると予測されています。プログラミング、データ分析、セキュリティなど、多岐にわたる分野で専門知識を持つ人材が求められています。
  2. 柔軟な働き方
    IT業界ではリモートワークやフレックスタイム制度を取り入れている企業が多く、働き方の柔軟性が魅力の一つです。特に、コロナ騒動以降、この傾向はより顕著になっています。
  3. 高い給与水準
    ITスキルは市場価値が高く、IT業界での給与水準も他業界と比較して高い傾向にあります。スキルセットにもよりますが、特に経験や実績が豊富な専門家は高額な報酬を得ることが可能です。
  4. キャリアの多様性
    IT業界は非常に幅広い分野をカバーしており、プログラミング、システム開発、ネットワーク設計、セキュリティ、AI開発など、さまざまなキャリアパスが存在します。また、これらのスキルは他の業界にも応用可能で、キャリアの選択肢を広げることができます。
  5. イノベーションの最前線で働ける
    IT業界は常に新しい技術やアイデアが生まれる場であり、最先端のプロジェクトに携わることができます。技術の進化に伴い、学び続ける必要がありますが、それがまた新たなキャリアのチャンスに繋がります。
  6. グローバルなキャリアを目指せる
    ITスキルは世界共通の言語のようなものであり、これらの技術を活用する企業は世界中に存在します。そのため、海外での就職やグローバルなプロジェクトに参加する機会も多くあります。

まとめ:少子高齢化が経済へ与える影響と貯金・蓄財の重要性

本記事では、「少子高齢化とその経済・社会への影響」について深掘りしました。

経済の視点から見たとき、少子高齢化は複数の面で影響を及ぼします。

以下にその要点をまとめます。

  1. 労働力の減少が経済成長を抑制
  2. 公的支出増加が財政負担を拡大
  3. 消費行動の変化が市場を変容
  4. 個人経済における資金計画の重要性増
  5. 医療・介護産業への需要増が明らか
  6. 将来性のある業界への転職や蓄財が鍵

少子高齢化は、単に人口統計の変化以上の意味を持ち、経済や社会全体に広範な影響を及ぼしています。

個人レベルでは、将来への備えとして貯蓄や投資の重要性が増しており、社会や産業レベルでは、新たな需要の創出や業界の変容が起きています。

これらの変化を理解し、適応していくことが、これからの時代を生き抜く鍵となります。

このブログでは、資産形成や投資、お金の悩みに関する記事をメインに投稿しています。よろしければこちらの記事もご覧ください。

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