【もしかして詐欺?】投資詐欺の手口や特徴、防ぎ方

投資

皆さんは、知らない人から怪しいメッセージが送られてきたことはありませんか?

SNSやマッチングアプリなど、近年では、インターネットを通じて顔も知らない多くの人々と交流することが出来るようになりました。

これらは便利な反面、皆さんの大切な資産をだまし取られるきっかけとなってしまうかもしれません。

今回は、日本株、米国株、ビットコインなどの高騰に伴って増加傾向にある投資詐欺に焦点を当てていきます。

この記事のポイントは以下の3つです。

  1. 1.投資詐欺の一般的な手口とその特徴
  2. 2.効果的な対処法と防御策
  3. 3.実際の被害状況と、それによってどれだけの損失が発生しているか

記事を読了後、あなたは詐欺に対するリテラシーを高め、大切な資産を自分自身で守る知識を手に入れることが出来るでしょう。

トモヤ

現代社会を構成するありふれた社会の歯車。
「お金で困らない人生」を送るための知識を紹介していきます。
投資経験は5年ほど(国内個別株、投資信託、仮想通貨など)

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投資詐欺とは?

投資詐欺の特徴

投資詐欺とは、存在しない投資商品や極めてリスクが高い投資を、安全で高い利益が出るかのように偽って勧誘し、お金をだまし取る犯罪です。

特にインターネットの普及により、その手口は多様化し、巧妙化しています。

以下が投資詐欺の主な特徴です。

  • 高い利回りを保証する
    投資詐欺の最も一般的な特徴の一つは、市場の平均を大幅に上回る利回りを保証することです。
  • 圧力をかける
    「今すぐに決断しなければならない」といった時間的な圧力をかけ、冷静な判断を阻害します。
  • 情報の非公開
    投資の詳細情報が不透明であり、具体的なビジネスモデルや投資商品の内容を明確に説明しない場合が多いです。
  • 信頼の構築
    知人を通じた紹介や、専門家を装った人物が関与することで信頼を築き上げ、警戒心を解く手法が使われます。

被害状況と統計

近年、投資詐欺の被害は増加傾向にあり、特に高齢者や投資未経験者をターゲットにした事件が多発しています。

例えば、警察庁からは、以下のような統計が公表されています。

  • 被害総額
    2023年に報告された投資詐欺の被害総額は455億円にのぼります。
  • 被害件数
    認知件数(犯罪の発生が認知された件数)だけでも3846件にのぼります。
  • 被害者の特徴
    被害に遭う人の多くは、投資経験が少ないか、または全くない人々で、特に高齢者の被害が目立ちます。

投資詐欺の主な手口

投資詐欺は日々進化しており、新しい手口が次々と現れています。

ここでは、その中でも特に注意が必要な詐欺の概要と例を紹介します。

SNS、マッチングアプリ、セミナーを利用した詐欺

この手法では、SNSやマッチングアプリ、セミナーを通じて信頼関係を築いた後、高いリターンを約束する投資を持ちかけます

詐欺師は豊富な知識を持っているように見せかけ、疑いを持たせないようにターゲットを誘導します。

このような詐欺では、被害者が詐欺であると気づいた時には既に遅く、大きな金額を失ってしまうことが多いです。

  • ある女性はマッチングアプリで知り合った男性から結婚をほのめかされ、「確実に儲かる暗号資産投資があるから一緒に資産を増やそう」と言われます。
  • 暗号資産について知識のなかった女性は指示されたとおりに口座を開設、入金して暗号通貨を購入しました。
  • 「自分が資産をまとめて管理するよ」と送金を促され、従ってしまいます。
  • 男性と連絡が取れなくなり、詐欺が発覚しました。

金融商品詐欺と融資保証金詐欺

金融商品詐欺では、存在しない投資商品や非常にリスクの高い商品を、安全で高いリターンが得られると偽って投資家に売りつけます。

一方、融資保証金詐欺は、融資を受けるためには保証金が必要だと偽り、お金を詐取します。

これらの詐欺手法に共通するのは、非現実的な高リターンを約束し、被害者の欲望を煽ることです。

信頼できる情報源からの確認なく、高リターンを謳う投資に飛びつくことは大変危険です。

投資をする際は、金融庁の登録を確認するなど、業者の正当性をしっかりと検証することが重要です。

  • ある投資家が「年率20%の利回りを保証する」という海外の投資プログラムに誘われ、それを信じて投資話に乗ってしまいます。
  • 融資を受けるために指示されたとおりに数十万円の保証金を支払います。
  • しかし、融資も投資のリターンも受け取ることができず、詐欺が発覚します。

劇場型、未公開株、仮想通貨詐欺

劇場型詐欺では、投資セミナーや説明会で偽りの成功体験や証言が演出され、実際には存在しない高リターンな投資商品を売りつけます。

未公開株詐欺は、上場前の株式として非常に高い利益をうたい、実際には価値のない株式を売りつけます。

仮想通貨詐欺では、新しい仮想通貨投資を紹介し、技術的な言葉で投資家を惑わせます

  • ある仮想通貨プロジェクトでは、独自の技術で市場を席巻すると宣伝し、投資を募りました。
  • 宣伝された仮想通貨を信じた投資家が巨額の資産を投資しました。
  • 開発者は資金を持ち逃げし、多くの投資家が資金を失いました。

ロマンス投資詐欺、ポンジスキーム

ロマンス投資詐欺は、恋愛感情を利用して投資を持ちかける手法で、特にマッチングアプリを通じて行われます。

ポンジスキームは、新たな投資家からの資金で前の投資家への配当を行う詐欺で、最終的にはシステムが崩壊します。

  • とある男性は、マッチングアプリで知り合った女性の紹介で元本保証・高配当の投資信託に投資を開始します。
  • 投資を開始してから一年後、契約通りの配当金が支払われたため、男性は100万円の増資を行います。
  • しかし、運用元と連絡が取れなくなり、お金を持ち逃げされてしまいます。

投資詐欺への対処法と防御策

投資詐欺から自分の資産を守るためには、様々な対処法と防御策を講じる必要があります。

ここでは、特に重要なポイントを6つ紹介します。

業者を確かめる、商品を確かめる

投資を検討する際には、その投資商品を提供している業者が信頼できるかどうかを確認することが非常に重要です。

投資を持ちかけられたら、公的機関が提供するデータベースを活用して、業者が正式に登録されているか、過去に問題を起こしていないかなどを調べましょう。

実際に存在する企業に字面を似せた、ややこしい企業名をつけている場合もあるので気を付けましょう。

金融庁のウェブサイトには、金融商品取引業者を検索できるデータベースがあります。また、商品そのものについても、その特性やリスク、過去の実績などをしっかりと理解することが大切です。

こちらから調べることが出来ます
小技として、ページ内検索(「Ctrl」キーを押しながら「F」キーを押す)を用いると調べやすいです。

免許・許可・登録等を受けている業者一覧

過度なリターンの約束は要警戒

投資詐欺の多くは、非現実的な高いリターンを約束することで、投資家の関心を引きつけます。

大前提として、投資のリターンにはそれに見合ったリスクが伴うものです。

そのため、異常に高いリターンを保証する商品は、その背後に大きなリスクが隠されているか、あるいは詐欺である可能性が高いです。

したがって、業者から「リスクなしで高い利益が得られる」という甘い言葉を聞いたら、それは警戒信号と捉え、慎重になるべきです。

知り合いの紹介でも頭から信じない

投資詐欺の多くは、信頼関係を利用して勧誘を行います。

友人や家族からの紹介であっても盲目的に信じるようなことはせず、独自に調査を行うことが重要です。特に、高額なリターンを約束された場合は警戒が必要です。

実際に、知人を通じて紹介された投資案件が詐欺であるケースも少なくありません。

例えば、友人から紹介された海外投資プロジェクトに参加した人が、最終的には投資金を全て失うという事例が報告されています。

このような事例から、知人の紹介であっても、十分なリサーチを行うことの重要性がわかります。

投資のための借金はしない

投資のために借金をする行為は非常に危険です。

仮に投資が失敗した場合、借金だけが残ることになります。

投資による借金は自己破産が認められない場合もあるので、気を付けましょう。

どのような投資であれ、自分の資産内で管理できる範囲の投資に留めるべきです。

二次被害にも注意する

一度投資詐欺に遭うと、その情報が詐欺師の間で共有され、再び詐欺のターゲットにされることがあります。

例えば、詐欺に遭ったことを知った他の詐欺師が、「詐欺からあなたを守る」や「損失を取り戻す方法を教える」と偽り、さらにお金を騙し取ろうとします。

二次被害を防ぐためには、一度詐欺に遭った後は、投資に関する提案に対してさらに慎重になる必要があります。

投資詐欺に騙されないための注意点

投資詐欺は、私たちの財産を狙う犯罪であり、誰もが被害に遭う可能性があります。

しかし、適切な知識と注意を持っていれば、これらの詐欺から身を守ることができます。

以下に、投資詐欺に騙されないための重要な注意点を挙げます。

「怪しい!」と思ったら、すぐに確認を

投資の提案を受けたとき、何かが「怪しい」と感じたら、その直感を信じてください。もし、提案された投資案件が以下のような特徴を持っていたら、それは詐欺の可能性が高いです。

  • 非常に高いリターンを保証している
  • 投資に関する具体的な情報が少ない
  • 圧力をかけてきて、すぐに決断を迫る
  • 公的な登録や許可がない業者からの提案

これらの点に当てはまる場合は、すぐに家族や友人、さらには専門家に相談し、第二の意見を聞くことが重要です。また、インターネットや公的機関の情報を利用して、業者の信頼性を確認してください。

不審な勧誘を受けたら早めに相談を

不審な投資勧誘を受けた場合は、決して一人で判断しないでください。

すぐに信頼できる家族や友人に話をし、その上で、次のような公的な相談窓口に相談してみましょう。

  • 金融庁や消費者センター
  • 金融商品取引所
  • 地方自治体が設置する相談窓口

これらの機関では、投資詐欺に関する相談を受け付けており、具体的なアドバイスを提供してくれます。

また、詐欺の被害に遭わないための予防策や、万が一被害に遭ってしまった場合の対処法など、役立つ情報を得ることができます。

「今だけ!」「あなただけ特別!」などの言葉に騙されない

詐欺師たちは、人々の欲望や急ぐ心理を巧みに操り、多くの人々を騙しています。

その中でも、「今だけ!」や「あなただけ特別!」といった言葉は、彼らがよく使う手法です。

これらの言葉は、対象者に特別感や緊急性を感じさせ、慎重に考える時間を与えずに行動させようとするために使用されます。

投資詐欺に遭わないためには、急かされるような言葉には特に警戒が必要です。冷静な判断ができない状況を作り出そうとする詐欺師の手口には、絶対に乗らないようにしましょう。

投資詐欺の相談窓口とサポート

投資詐欺に遭遇してしまった場合、一人で悩まずに相談できる窓口に相談しましょう。

早期の対応が被害を最小限に抑える鍵となります。

金融サービス利用者相談室などへの相談

まず最初にするべきなのは、金融庁に設置されている「金融サービス利用者相談室」への相談です。

ここでは、専門の相談員が詐欺の疑いがある案件についての相談に乗ってくれます。また、消費者庁や地方自治体が設ける消費生活センターでも、詐欺に関する相談を受け付けています。

これらの相談窓口では、被害の状況を把握し、次に取るべき行動のアドバイスをしてくれます。

相談をすることで、自分一人では気づかなかった解決策や、さらなる被害を防ぐためのアドバイスを得られます。

詐欺被害に遭ってしまった場合の対応

詐欺被害に遭ったことが明らかになった場合は、速やかに警察に被害届を提出することが重要です。

被害届を提出することで、公的機関が詐欺事件として捜査を開始し、犯人を特定し被害回復に向けた手続きが進められます。

また、金融機関にも連絡を取ることが勧められます。特に、詐欺に利用された口座やクレジットカードがある場合は、不正利用の停止や将来的な被害の防止につながります。

法的手続きによって返金を求める、警察に被害届を提出する

警察に被害届を提出した後、法的な手続きを通じて被害の回復を目指すことも考えましょう。

弁護士に相談し、詐欺師や関連する組織に対して損害賠償請求を行うことが可能です。

この過程で、訴訟を起こすことになるかもしれませんが、被害回復のためには必要な手続きです。

ただし、法的手続きを行うには証拠の収集が必須となります。詐欺と思われるやり取りの記録、契約書類、振込みの証明など、可能な限り多くの証拠を確保しておくことが重要です。

まとめ:投資詐欺の手口や特徴、防ぎ方

本記事では、投資詐欺の手口とその防ぎ方について解説しました。

投資詐欺は多様な手法で行われ、多くの人々が被害に遭っています。しかし、正しい知識と注意点を身につけることで、これらの詐欺から自身を守ることが可能です。

以下に記事の要点をまとめます。

  1. 多様な手口に警戒: SNSやセミナーなど、様々な手法で詐欺は行われる。
  2. リターン約束に注意: 過度なリターンの約束は詐欺の可能性が高い。
  3. 業者情報の確認: 取引業者は金融庁のデータで確認する。
  4. 知人の紹介も慎重に: 知り合いからの紹介でも無批判に信じない。
  5. 相談窓口の利用: 不審に思ったら、相談窓口への相談が重要。

投資詐欺には様々な手口が存在しますが、知識と正しい対処法を身につけることが最も有効な防衛策です。

不安や疑問を感じたら、必ず友人、家族、公的機関に相談しましょう。

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