【一括投資と積立投資】新NISA、どっちがいい? 基本的な違いと投資戦略

投資

NISAを始める際、ある程度資金に余裕があると、毎月コツコツ積立投資するべきか、一気に一括投資するべきか迷う人も多いと思います。

今回は、全世界株式(オールカントリー)やS&P500などのインデックスファンドに投資する際、積立投資と一括投資のどちらを選ぶべきかに焦点を当てていきます。

この記事の内容は以下の通りです。

  1. 一括投資と積立投資の基本的な違いとは何か
  2. それぞれのメリットとデメリットを把握
  3. 新NISAを活用した最適な投資戦略

この記事を読了後、あなたは積立投資と一括投資のメリットとデメリットを理解し、納得感をもって投資を始めることが出来るでしょう。

トモヤ

現代社会を構成するありふれた社会の歯車。
「お金で困らない人生」を送るための知識を紹介していきます。
投資経験は5年ほど(国内個別株、投資信託、仮想通貨など)

トモヤをフォローする

一括投資と積立投資の定義

既にご存じの方も多いでしょうが、ここでは、一括投資を積立投資の定義に触れていきます。

買い方の違い

「一括投資」と「積立投資」には、資金の投じ方に大きな違いがあります。

  • 一括投資
    一括投資とは、ある一定の金額を一度に全て投資に回す方法です。この方法では、投資資金として捻出した予算を一度のタイミングで全て使い、投資先に投資します。
  • 積立投資
    積立投資は、毎月や毎四半期など定期的に一定額を投資に回す方法です。投資先の価格の上下に関係なく、毎月の月初めに同じ金額で買い続けるスタイルが積立投資になります。

それぞれのメリット・デメリット

投資方法を選ぶには、どんなメリット・デメリットがあるか理解する必要があります。

ここでは、それぞれのメリットとデメリットを説明していきます。

一括投資のメリット・デメリット

一括投資のメリット
底値で買い付けることが出来た場合、値上がりの恩恵を最大限に受けることが出来ます
特に長期的に市場が上昇傾向にある場合、投資の初期段階から大きなリターンを得ることが可能です。

一括投資のデメリット
高値で買い付けてしまった場合、大量の資金が一度に価値を失うリスクがあります
一括投資はタイミングが非常に重要で、市場の頂点で投資してしまうと、長期的に損失を被る可能性があります。

積立投資のメリット・デメリット

積立投資のメリット
定期的に同じ額を投資するため、予算全てを高値の時に使ってしまう心配がなく、リスクを分散できます。
また、市場の上昇と下落を通じて均等に購入するため、市場の波に乗り遅れる心配が少ないです。

積立投資のデメリット
市場が急速に成長している場合、一括投資に比べてリターンが少なくなることが挙げられます。
また、市場が長期にわたって低迷している時は、投資の成果が見込めない期間が長く続くこともあります。

このように、一括投資と積立投資にはそれぞれ異なるメリットとデメリットがあります。

統計データによると、長期的にはどちらの方法も市場平均のリターンを得ることが可能であるため、自身の投資目的やリスク許容度に基づいて選択することが重要です。

一括投資と積立投資、どちらがおすすめ?

一括投資と積立投資のどちらがおすすめかを決めるには、投資する人の知識や経験、資産状況を把握する必要があります。

初心者には積立投資がおすすめ

投資経験のない人や、経験の浅い人には積立投資がおすすめです。

理由は以下の3つです。

  • 投資を始めてすぐに暴落した場合、精神的な負担が少ない。
  • 小額から始められるため、大きな初期投資が難しい人でも気軽に始められる。
  • 定期的に投資する習慣が身につくため、貯蓄と投資のバランスを学べる。

精神的な負担に関してはなかなかイメージが難しいかもしれません。

例えば、全世界株式(オールカントリー)に投資を始めた次の月にコロナショックのような暴落(21.7%の暴落)が起こった場合、120万円一括投資した人と毎月10万円の積立投資を始めた人では値下がり幅が大きく異なります。

具体的な値下がりは以下の通りです。

  • 120万円一括投資の場合
    120万円 → 93万9600円 (26万400円のマイナス)
  • 10万円積立都市の場合
    10万円 → 7万8300円 (2万1700円のマイナス)

別の投資で含み益が出ている投資経験者なら、一括投資の含み損も気にならないかもしれませんが、投資の経験の浅い人にとっては寝ても覚めても頭から離れないほどの精神的負担になります。

一括投資が魅力的なのも事実

一方で、一括投資が魅力的な選択肢なことも事実です。

市場が長期的に見て上昇傾向にある場合、一括投資することで市場全体の成長に伴うリターンを最大限に享受することができます。

一括投資は以下のような方におすすめです。

  • 短期的な値下がりが気にならない人(潤沢な資産がある、他の投資で既に利益が出ているなど)
  • 投資タイミングを見極める知識・経験・自信がある人

実際、経済危機後の市場回復期に一括で投資を行った場合、市場の急激な回復により短期間で高いリターンを得ることができます。

ただし、この方法はタイミングを見極める必要があり、高値掴みしてしまうリスクも伴います。

新NISAを利用した投資戦略

2024年から新しく始まった少額投資非課税制度(NISA)を利用することで、利益から引かれる20.315%の税金を非課税にすることが出来ます

特に長期投資の場合、投資利益は大きくなる場合が多いので、このNISA制度が大きな意味を持つようになります。

新NISAの概要

2024年から新しく始まった少額投資非課税制度、通称「新NISA」の大まかな概要は以下の通りです。

  • 投資に対する利益が非課税になる
  • 非課税期間は無制限
  • 年間投資枠はつみたて投資枠で120万円、成長投資枠で240万円の合計360万円
  • 非課税保有限度額は1800万円

制度の詳細については以下のURLからご覧ください。

NISAを知る : 金融庁
NISA(少額投資非課税制度)について学びましょう。

おすすめの投資戦略

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)かeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を毎月自動で買い付ける設定をして積立投資するのがおすすめです。

理由は以下の通りです。

  • eMAXIS Slimシリーズは業界最低水準の運用コストを目指している
  • 米国株式は今後の成長に期待できる
  • 全世界株式(オールカントリー)も中身の6割は米国株式なので、同じく期待できる
  • 余裕資金が少なくても始められる

まとめ:一括投資と積立投資の基本的な違いと投資戦略

この記事では、一括投資と積立投資の基本的な違いや、各投資戦略について詳しく解説しました。

それぞれのメリットとデメリットをしっかり理解し、自分の性格や状況にあった投資戦略を選びましょう。

記事のポイントをまとめます。

  1. 一括投資は資金が大きく増える可能性あり
  2. 積立投資はリスク分散に効果的
  3. 短期間の投資では積立投資が安定
  4. 初心者には積立投資が特におすすめ
  5. NISAを活用して税制面のメリットを得る

一括投資と積立投資、どちらを選ぶにせよ、長期で持ち続けることが大きな資産を築くコツです。投資は必ず余裕資金で、無理のない範囲で行いましょう。

このブログでは、資産形成や投資、お金の悩みに関する記事をメインに投稿しています。よろしければこちらの記事もご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました